おっぱいでしか眠れないこと。
生まれてからの10ヶ月間、寝かし付けはもっぱらおっぱいだった。
お風呂からあがってしばらく遊んだあと、眠たいとグズリ始めたら暗い寝室へ移動しておっぱい。
それで必ず寝落ちしてくれてたから、特に困ることもなかった。
おっぱいしながらケータイ触ったりもできたし、ある意味私も落ち着ける時間だった。
おっぱいでの寝かし付けは癖になる。
眠りが浅くなる。
なんてちらほら耳にする情報も気になってはいたけど、数十分も抱っこしてユラユラする気力&体力は持ち合わせてなかったし、
おっぱい星人の娘が他の方法で寝られるわけないと決め付けてた。
おっぱいでしか眠れないのに、この子いつか卒乳したらどうなるんだろう?
なんて疑問も、後回し後回しでずるずるずるずる。
『赤ちゃんはお母さんのおっぱい飲みながら眠るのがいちばんの幸せなのよ~』
なんて言ってくれた助産師さんの言葉に全力で支えられて。
ただ、夜中に何回も起きる。
特に朝方はとっても頻回に。
その度に添い乳。添い乳。
ハムハムしながら娘と私、どっちが先に寝落ちするかしら?みたいな状態。
エンドレスハムハムでもう一晩中吸ってたんじゃないか。
みたいな日もあったり。
けど、
何しても泣き止まない。
とか、
夜中の大覚醒。
とかはなかったから、まぁこんなもんか。。
って思ってた。
真冬だったし、暖かくてちょうどいいやとも。
そして慣れとは恐いもので、添い乳での不自然な体勢にも、小刻み睡眠にも、いい加減身体も順応してきてた。
このまましばらくはいくのかな~。
なんて思ってたある日、耳にした言葉。
『おっぱいがなくても眠れるんだよっていうことを教えてあげなきゃいけないと思う。』
な、な、な、なるほど。
と、私的に、目から(耳から?)鱗だった。
生まれた日から毎日欠かすことなくおっぱいで寝落ちしてきた娘は、『眠るためにはおっぱいが必要』って、思い込んでしまっているのか。
だとしたら、夜中目が覚めたときお腹は空いていないのに、また寝入るためにおっぱい吸わなきゃってなってるのか。
それって、すごく負担なんじゃないか。
可哀想なんじゃないか。
と、唐突にものすごい葛藤が始まった。
そして辿り着いたのが、
ねんトレ。
するべきか。
いやいやまだ10ヶ月、欲しがるままにおっぱいあげてていいんじゃないか。
悩んで、
悩んで調べて、
調べて悩んで、
そろそろハゲるんじゃないかってくらい考えた末に、
いっかいやってみようって、決心した。