お母さんのことば。
小さいころ、お母さんに誉めてもらえることがとってもとっても嬉しかった。
なんでも大袈裟にリアクションしてくれる母は、
私がなにかすると
それはそれは感激してくれて、
なにか作って見せると
この娘は天才か、といわんばかりに褒めてくれた。
母のそんな喜ぶ姿を見るだけで
幼い私は
心が満たされた。
そうして私は
人のためになにかをすることへの喜びを感じられるようになった。
母が味方でいてくれて、
それでいいんだよ。
と認めてくれるだけで、
世界中が味方でいてくれるような安心感をもてた。
そうして私は
自分自身を受け入れられるようになった。
お母さんの存在の大きさは、計り知れない。
最近少しずつ意志疎通が図れるようになってきた娘は
本当に私の感情を敏感に感じ取っている。
いつもすぐ傍で
顔色を見ている。
嬉しいこと
楽しいこと
悲しいこと
すべて、しっかり表現していこう。
そして母がしてくれたように
愛しい娘の
愛しい姿に
素直に感動していこう。
それが、いつか娘の心の自信になってくれると信じて。